Business

Survey Design Department

1現地調査

工事の受注にあたっては、ドローン等のUAV(unmanned aerial vehicle/無人航空機)による空中撮影や360度カメラ、VRゴーグルなどを活用。工事現場までの経路や資材等の搬入出路、現地の植生状況や概略の地形状況など、詳細な現地調査資料を作成します。

現地調査

23D起工測量

ICT施工では、ドローンやレーザースキャナなどを用いた3D測量は欠かせない工程です。弊社の3D測量はドローンによる空中撮影測量に加え、必要に応じて地上レーザースキャナやトータルステーション等を併用してデータ補完します。
これによりドローン飛行禁止区域や植栽等で空中撮影だけでは対応できない箇所での測量を可能にすると共に計測精度の向上に努めています。

3D起工測量

33D設計データの作成

3次元測量データと発注図面(多くは2次元図面)を基に3次元設計データを作成します。このデータは土量算出や出来形管理、完成検査等に使用される基本となるデータです。

3D設計データの作成

43D施工用データの作成とセットアップ

ICT施工に対応した建設機械を実際に動かすためのデータを作成します。工事現場の状況や施工方法、対応する建設機械に合わせた施工用のデータを、前述の設計データを基準にして微調整しながら作成し重機にセットアップします。

3D施工用データの作成

5進捗管理/出来形管理

建設現場における日々の工事進捗状況をドローンや360度カメラなどで撮影。
3Dモデルの設計データと合わせて進捗管理や出来形管理を行います。

進捗管理/出来形管理

6電子納品

所定の書式、データ形式に準拠した3Dデータを納品します。

電子納品

ICT事業紹介動画

Construction Work Department

東日本大震災以降、被災建築物の解体撤去、公共の災害復旧工事をはじめ、河川や道路などの改修工事、下水道工事、
さらには民間の宅地造成や造園・外構工事、電気設備、給排水設備等、様々な工事の設計・施工をしています。

1施工計画書の作成

3D起工測量と3D設計データに基づき、測量設計部と共同で施工計画書を作成します。

施工計画書の作成

2ICT建設機械による施工

測量設計部で作成した3D施工用データをICT対応の建設機械に取り付けられたコンピュータに読み込ませ、一定の制御下で建設機械を操縦して施工します。

ICT建設機械による施工

ICT対応の建設機械は、その操縦システムによって次の2つに分けられます。

マシンガイダンス(MG)

地上で位置計測をする自動追尾式トータルステーション(TS)や衛星による位置計測システム(GNSS)などで施工建機の位置をリアルタイムで計測し、結果をオペレーターに送信します。
オペレーターは操縦席に搭載されたモニターで、設計データと実際の位置の誤差距離を確認しながら機械を操縦します。

マシンコントロール(MC)

マシンコントロールは建設機械の動作を自動制御する技術です。マシンガイダンスをカーナビに例えるならば、マシンコントロールは自動運転と言えるでしょう。
事前に取り込んだ3D施工用データをもとにバックホーの腕やブルドーザーの排土板の動きを制御します。

3従来型施工によるバックアップ

ICT建設機械で対応できない工種や状況が生じた場合は、従来型施工でバックアップできる体制を整えています。

従来型施工によるバックアップ